元気で長く働くために健康を維持しなければならないのは、どんな業界や職業でも同じだろう。中でも看護師にとって自身の心身の健康を守ることは重要で、病気の予防法や免疫力アップの方法を熟知し、かつ実行しているケースもあるのが実態だ。体が炎症反応を起こすと心疾患や肺疾患、うつ病などを引き起こしたり、がんのリスクが高まったりすると言われている。そこで仕事のできる看護師は、抗炎症効果のある食材を毎日の食事に上手に取り入れていることも多いのだ。オリーブオイルやナッツ類、サーモンなど脂の多い魚、ベリー類、青梗菜、ブロッコリーなどビタミンKが豊富な野菜には抗炎症作用がある。これらの食品を組み合わせて、毎日の食事を豊かにすることを心がけよう。
心身の健康維持には水も欠かせないポイントで、なにしろ人体の60%は水でできているのだ。健康維持するには、1日に1.5ℓの水を飲むことが勧められている。お茶やコーヒーよりも、水をそのまま飲む方が良い。水だけでは飽きてしまうなら、レモンやライムのスライスを入れて飲むのもおすすめだ。また、笑うと免疫細胞の1つであるナチュラルキラー細胞の働きを促進し、免疫力を高められるとされている。経験豊富な看護師はそのことを知っており、よく笑うポジティブな性格であることも多い。笑うとリラックスするので副交感神経が活発になり、リラックスできたり、ストレスに強くなったりと心身の健康に役立つ。1日に1回、作り笑いでも良いので声を出して笑ってみよう。